2026年5月7日 相場メモ|半導体に資金集中、日経平均は大幅高

2026年5月7日木曜日

USDJPY ドル円 為替 決算 市況 日次レポート 日本株

5月7日 相場メモ|半導体に資金集中、日経平均は大幅高

連休明けの東京市場は、米ハイテク株高と米・イラン情勢の緊張緩和期待を一気に織り込む形になりました。 日経平均は62,833円84銭、前営業日比+3,320円72銭。 かなり派手な上げですが、買われた中心は半導体・AI関連と好決算銘柄にはっきり寄っていました。 ref

1. 為替:ドル円は156円台前半、円高一服

ドル円
156円台前半
急な円高のあと、やや落ち着いた動き。
注目材料
介入観測
政府・日銀による円買い介入観測が残っています。
米経済指標
失業保険 20.0万件
予想20.5万件を下回り、雇用はまだ底堅い印象。

ドル円は156円台前半で推移。ゴールデンウィーク中の急な円高については、日銀データから5兆円規模の円買い介入だった可能性が指摘されています。 米国では新規失業保険申請件数が20.0万件と予想より少なく、景気の底堅さを示す内容でした。 ただ、中東緊張の緩和期待で安全通貨としてのドル買いはやや弱く、ドル円は上にも下にも一方通行になりにくい一日でした。 ref ref ref

2. 主要指数:日経平均・TOPIX・S&P500

日経平均
+5.58%
TOPIX
+3.00%
S&P500
+1.46%
指数 役割 今回の動き
日経平均 日本を代表する225銘柄の株価平均。値がさ株・ハイテク株の影響を受けやすい。 62,833.84円、+5.58%。半導体・AI関連が強く、過去最大級の上げ。
TOPIX 東証プライム全体を時価総額ベースで見る指数。日本株全体の体温計に近い。 3,840.49、+3.00%。値上がり銘柄は1,190、値下がりは349。
S&P500 米国主要500社の指数。世界のリスク選好を測る代表的なものさし。 5月6日は7,365.12、+1.46%。翌7日も小幅高で推移。
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3. 地政学:米・イラン緊張緩和でリスクオン

今日の大きな地政学材料は、米国とイランの戦闘終結に向けた期待です。 原油価格が下がり、株式市場には「最悪シナリオを少し外していいかも」という買いが入りました。 ただし、核問題などの難所は残っており、楽観一色というよりは、いったん緊張がほどけたという見方が自然です。 ref ref

相場への影響はシンプルで、半導体・ハイテクには追い風、原油関連には逆風。今日の日本株もその色がかなり濃く出ました。

4. 東証プライム主要株:値上がり・値下がりトップ5

値上がり率トップ5

順位 コード 銘柄 終値 騰落率 主な要因
1 6387 サムコ 14,370円 +25.3% 半導体製造装置関連として物色。ハイテク買いの流れに乗りました。
2 4062 イビデン 16,375円 +22.4% AppleがIntel製造活用を検討との報道が追い風。半導体パッケージ関連の期待が強まりました。
3 3436 SUMCO 3,033円 +19.7% Intel関連の思惑と、半導体ウエハー需要への期待。
4 6141 DMG森精機 3,589円 +19.6% 受注好調で2026年12月期の業績予想を上方修正。
5 285A キオクシアHD 43,410円 +19.2% AI向けメモリー需要、SanDisk・Samsung株高を背景にメモリー株へ資金流入。
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値下がり率トップ5

順位 コード 銘柄 終値 騰落率 主な要因
1 6395 タダノ 1,197円 -13.8% 1〜3月期の営業利益が減少。物量減少やコスト増が重く見られました。
2 3681 ブイキューブ 34円 -12.8% ドローン関連の低位株。材料よりも需給の軽さが出た印象です。
3 2148 ITメディア 1,402円 -10.4% 減配見通しが嫌気されました。
4 6099 エラン 693円 -8.8% 決算通過後の出尽くし感、利益確定売りが優勢。
5 6632 JVCケンウッド 1,078.5円 -8.0% 2027年3月期の最終減益見通しが売り材料に。
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5. 昨日の大きなニュースと関連銘柄

昨日いちばん効いたのは、AMDの好決算米・イラン緊張緩和です。 米国ではAMDが大幅高となり、NVIDIA、Intel、Micronなど半導体株にも買いが波及。 日本市場ではその流れを受けて、キオクシア、イビデン、SUMCO、アドバンテスト、東京エレクトロンが大きく買われました。 ref

ニュース 関連銘柄 株価の反応 ひとこと
AMD好決算 AMD +18.61% AI・データセンター関連の期待が再点火。
米半導体株高 キオクシアHD +19.2% メモリー株の主役として買われました。
Apple・Intel報道 イビデン / SUMCO +22.4% / +19.7% Intel関連の思惑が日本の部材株にも広がりました。
原油急落 INPEX 下落 中東緊張の緩和で原油関連には売り。
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6. 明日の株価に影響しそうな材料と夜間取引

引け後は決算・増配・見通しへの反応がPTSでかなり出ています。 特にスクロールは増配評価で強く、デジタルアーツと横河電機は決算の見え方が重く受け止められました。 ref

材料 銘柄 PTS反応 見方
大幅増配・今期増益見通し 8005 スクロール +23.1% 配当評価が入りやすく、明日も注目度は高め。
今期最高益見通しも、前期計画未達 2326 デジタルアーツ -16.1% 数字の見た目より、期待との差が売り材料に。
増配も利益成長は鈍め 6841 横河電機 -7.9% 大型株なので、明日の電機セクターの雰囲気にも影響しそう。
1Q最終利益が大幅増 4151 協和キリン +2.8% ディフェンシブ系の買い材料として素直に評価。
メモリー株人気の継続 285A キオクシアHD +2.9% 日中の大幅高後も、PTSで買いが残っています。
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7. 決算テーブル

昨日までの決算 → 今日の株価反応

発表日 コード 銘柄 内容 5/7反応
5/1 8053 住友商事 2027年3月期も最高益見通し +26.71%
5/1 6141 DMG森精機 1Q好調、通期見通しを上方修正 +22.37%
5/1 6724 セイコーエプソン 今期経常大幅増益見通し +15.07%
5/1 5857 ARE HD 今期経常増益見通し +13.60%
5/1 2148 ITメディア 減配見通し -11.77%
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今日の決算 → 夜間取引の反応

発表日 コード 銘柄 内容 PTS反応
5/7 8005 スクロール 今期経常+5.4%、43円増配 +23.1%
5/7 2326 デジタルアーツ 今期最高益見通しも前期計画未達 -16.1%
5/7 6841 横河電機 増配、ただし利益成長は小幅 -7.9%
5/7 4151 協和キリン 1Q最終利益+95.1% +2.8%
5/7 2802 味の素 今期最終減益見通し、増配 -2.2%
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8. 半導体銘柄の動き

今日の主役はほぼ半導体でした。米国ではAMDの好決算をきっかけにAI・データセンター関連へ買いが広がり、日本ではメモリー、製造装置、部材までまとめて物色されました。 ただ、米国時間の翌日には一部で利益確定も出ており、ここからは「強いけれど、短期では振れやすい」ゾーンです。 ref

銘柄 市場 動き ポイント
キオクシアHD 日本 +19.2% AI向けメモリー需要、海外メモリー株高。
イビデン 日本 +22.4% Intel関連の思惑が追い風。
SUMCO 日本 +19.7% ウエハー需要への期待。
アドバンテスト 日本 +6.8% 半導体検査装置の大型株として買われました。
AMD 米国 +18.61% 好決算でAI関連の買いをけん引。

9. アメリカと日本の主要株

地域 目立った銘柄 動き
日本 ソフトバンクG、キオクシア、イビデン、SUMCO、アドバンテスト AI・半導体関連が相場を引っ張る形。ソフトバンクGはストップ高水準まで買われました。
日本 銀行・商社 TOPIXも大幅高で、ハイテクだけでなく大型バリューにも買いが広がりました。
米国 AMD、NVIDIA、Intel、Micron 前日の米国市場では半導体が強く、NASDAQは+2.02%。
米国 Arm、AMD、Intel 翌日の米国時間では一部に利益確定。上昇後の温度調整が出ています。
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10. 今日の経済雑学

5月7日は、ソニーの前身である東京通信工業が創業した日です。 1946年5月、資本金19万円・従業員約20名の小さな会社として始まり、今ではゲーム、音楽、映画、半導体センサーまで手がける世界企業になりました。 「小さな町工場から世界ブランドへ」という意味では、日本の戦後経済を象徴する一日でもあります。 ref

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